その腰痛の原因は本当に椎間板のヘルニア?

その腰痛の原因は本当に椎間板のヘルニア?

椎間板ヘルニアとは

腰痛の原因で特定ができるのはわずか15%なのですが、はっきりとした原因で一番多いのが、「椎間板ヘルニア」による腰痛です。

椎間板ヘルニアを簡単に説明すると、『背骨の脇に走っている神経を刺激してしまい痛みが発生している』ということなのですが、その神経を刺激しているのが「ヘルニア」です。
椎間板
もう少し詳しく説明すると、人間の背骨はS字にカーブしていて、このカーブの絶妙なバランスで体重を支えています。

背骨は26個の「椎骨(ついこつ)」で構成されていて、椎骨は上から7個は「頸椎(けいつい)」、12個は「胸椎(きょうつい)」、5個は「腰椎(ようつい)」と呼びます。

さらに「仙骨」と「尾骨」というように細かく分かれています。
そして、椎骨と椎骨との間には、クッションの役目をするゼリーのような「椎間板」があります。

腰痛の原因となる「椎間板ヘルニア」は、お尻に近い5個ある腰椎の間から飛び出た椎間板が神経に触れてしまうというものです。
 
椎間板ヘルニア
重度のヘルニアは神経を強く圧迫して、腰から遠く離れた足の指先まで痛みやしびれが発生します。
なお、椎間板ヘルニアは腰椎だけに起こる(腰椎椎間板ヘルニア)わけではなく、首側の頸椎に起こったヘルニア(頸椎椎間板ヘルニア)は腕が痛みます。
 

椎間板ヘルニアの治療

椎間板ヘルニアの治療には、「手術療法」 と 「保存療法」があります。

「手術療法」は、神経を圧迫しているヘルニアを人為的に取り除いて痛みの原因を元から取ろうという方法です。

一方、「保存療法」は手術をしないで自然治癒力に任せる方法です。

でも、全く何もせずただ安静にしているという訳ではなく、痛み止め薬・湿布、お風呂で身体を温める、ストレッチで身体をほぐすなども保存療法です。

そして、一般的には保存療法を3ヶ月続けても強い痛みが治まらない場合に、手術が検討されることが多いです。
 
保存療法
 

ヘルニアが本当に腰痛の原因なのか

腰痛の研究におけるノーベル賞と言われるボルボ賞を受賞した研究結果があります。
これによると
「腰痛を感じない健康な方にも椎間板の飛び出しが発見された」
といわれています。

つまり、ヘルニアがあっても痛みを感じなくなるという事です。

もちろん、ヘルニアも腰痛の原因のひとつではありますから、尿や便といった排泄に問題が起こった方、脚にひどいマヒが起こっている方はヘルニアを取り除く手術も検討すべきでしょう。
 

保存療法

腰痛は2足歩行の人類の宿命でもあり、本当の意味で腰痛をなくすことは難しく、2足歩行では頭や上半身の重みがそのまま腰に掛かってくるので、構造上、仕方がないところもあります。

どんな原因であれ腰痛が発生したということは、身体にダメージが発生しています。

まずは自分の身体を専門家に診てもらいましょう。
これは骨盤矯正が得意な接骨院で診てもらうことをおすすめします。

大抵な方は右利きですので、骨格のゆがみや筋肉量を図るとけっこう左右のバランスが崩れています。

これが腰痛の原因であることも多いです。

またリハビリも行っている接骨院ならば、腰痛に良いストレッチや筋トレを教わって続けていくと次第に痛みが治まってきます。

そして保存療法は、

痛みが強く腫れているときは安静にして冷やす
痛みが落ち着いたら患部の緊張を緩めて血行を良くする

が基本になります。
 
骨盤矯正
 

 

出典

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
日本医協学院発行
健康管理士向け教本より

(健康管理士 山田 真二 要約)
 
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