お手軽なストレス発散で自律神経を整える

お手軽なストレス発散で自律神経を整える

自律神経は脳のオーバーワークや気圧の急激な変化により乱れを生じますが、一番の原因はストレスです。

  
そのため自律神経の乱れ予防には定期的なストレス発散が望ましいのですが、忙しくて趣味に時間を割けない方も多いでしょう。

そのような方は下記のようなお手軽なストレス発散方法を取り入れて、自律神経のバランスを整えるコツを身につけましょう。
 

 
時間にゆとりある行動を
自律神経のバランスはちょっとしたことで乱れるものですが、とくに時間に追われているときは大変なストレスを生み出します。

時間がないと焦っているときは交感神経の働きがグンと高くなり、さらなる焦りやストレスを生じます。
 
このようなときは意識してゆっくり動いたり、ゆっくり話しましょう。
気持ちが落ち着き副交感神経の働きが高まることで、次第に自律神経のバランスが整います。

ですが時間がないと焦らないように少しでも余裕を持って行動することを心掛けましょう。
 
時間
 
複式呼吸で深呼吸
お腹で深く呼吸をする複式呼吸は自律神経と深い関係にあります。

腹式呼吸をすると横隔膜が上下に動いて、空気をたくさん吸ったり吐いたりできます。
そうすると、胃腸の働きが活発になって内臓の血行も新陳代謝も良くなります。

次第に全身の緊張がほぐれてリラックス状態になってきますが、リラックス時には副交感神経がスムーズに動き、ホルモンの分泌や免疫の働きも正常になっていきます。
  
腹式呼吸
  
ジョギングよりもウォーキング
健康によい有酸素運動のジョギングといっても、ウォーキングに比べ負荷が大きいために呼吸が速く浅くなり、副交感神経の働きを下げてしまいます。

健康を維持する分には無理して激しい運動をする必要はありませんので、まずはウォーキンから始めると良いでしょう。

ウォーキングも立派な運動であり、運動不足解消とストレス発散はもちろん、血行改善により身体の深部から温まる効果も期待できます。
 
ウォーキングによる運動効果 
  
睡眠を十分にとる
ストレスは心と身体の緊張を招きますが、一番簡単なストレス発散方法は何と言ってもよく寝ることです。

眠りにはノンレム睡眠とレム睡眠の2種類がありますが90分周期で交互に訪れます。

布団に入り眠り始めると、ますは深い眠りであるノンレム睡眠、約90分後に浅い眠りであるレム睡眠に移りますが、最低でも180分=3時間の睡眠をとらないとノンレム睡眠とレム睡眠を消化できません。

睡眠は時間だけではなく質も大切です。少なくとも6時間の睡眠をとり、ノンレム睡眠とレム睡眠を2回ずつ確保しましょう。

また寝る時間と起きる時間を調節して、レム睡眠の時間に起きると目覚めがよくなります。
 
レム睡眠

磁気針
 

 

出典

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
日本医協学院発行
健康管理士向け教本より

(健康管理士 山田 真二 要約)
 

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