ソーケン・ソーケンリラックスをご自宅以外で使うときは

ソーケン・ソーケンリラックスを
ご自宅以外で使うときは

 

日本の電気事情

日本の交流電気の周波数は50ヘルツと60ヘルツ。

静岡県の富士川、新潟県の糸魚川を境に(混在地域あり)、東日本は50ヘルツ、西日本は60ヘルツに分かれています。

ソーケンリラックスは50ヘルツ用と
60ヘルツ用があります。

50ヘルツ用のソーケンリラックスを60ヘルツ地域で使用した場合、表面磁束密度が37ミリステラから32ミリテスラに下がります。

60ヘルツ用のソーケンリラックスを50ヘルツ地域で使用した場合、短時間で熱が生じて安全装置が働くために作動時間が短くなります。

ソーケンリラックスを逆の地域で使用した場合、性能を十分に発揮できません。
もし50ヘルツ地域と60ヘルツ地域の両方でソーケンリラックスを使用することが多い方は、50ヘルツ用をお勧めします。

※ソーケンは50ヘルツ/60ヘルツ共用、50ヘルツ地域での表面磁束密度は80ミリテスラ、60ヘルツ地域では表面磁束密度66ミリテスラになります。

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50ヘルツと60ヘルツが混在する理由は、明治時代に海外から導入した発電機が東京と大阪で違っていたからだよ。

当時の東京電灯会社はドイツの50ヘルツ用、大阪電灯会社はアメリカの60ヘルツ用を購入したんだ。

 

 

ソーケン・ソーケンリラックスを
アウトドアで使うときは

昨今はアウトドアがブーム、ホテルや旅館を使わずにテントや車の中で寝泊まりしながら旅行をする方が増えてきました。

そんなときに便利なアイテムが、電化製品を外で使用できるポータブル電源。

ですがポータブル電源と言ってもモデルにより性能は様々。場合によりソーケンやソーケンリラックスまたはポータブル電源が動作不良、故障するケースもあります。

ソーケンやソーケンリラックスをポータブル電源で使用したい方は、ポータブル電源のAC出力「波型」「電圧」「周波数」を必ず確認してください。

1.波型は「正弦波(せいげんは)」

一秒間に繰り返される波の数を周波数と呼び、50ヘルツと60ヘルツの家庭用交流電気はきれいな波型をしています。これが「正弦波(せいげんは)」です。

ソーケンやソーケンリラックスは、正弦波の波によりN極とS極を入れ替えて交流磁気を発します。
ポータブル電源の波型は「正弦波」もしくは「純正正弦波」と表記されているモデルをご使用ください。
 

注意:
安価なポータブル電源は「矩形波」や「修正波」の場合が多いです。

これらは凸凹の波型をしており、適合する電化製品は限られます。
コンピューターやモーターを使用する複雑な機器には適さず、動作不良や故障の原因になります。

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「修正正弦波」、「疑似正弦波」、「類似正弦波」は正弦波ではなく修正波です。紛らわしいから注意してね。

 

2.電圧は「100V」

ソーケン、ソーケンリラックスは日本専用の機器につき、家庭用コンセントの電圧100Vを使用する設計になっています。

ところがポータブル電源の電圧は100Vとは限りません。メーカーや機種によって110Vや120Vが存在します。

ソーケンやソーケンリラックスを100V以外で作動させた場合、過剰な電圧が機器に流れてしまい故障の危険が高まります。

作動できたとしても異音や異臭、発熱等が起こるかも知れませんので、100VのAC出力ポータブル電源をご使用ください。

※電圧には誤差があり常に100ボルトとは限りません。そのためソーケンやソーケンリラックスは多少の誤差に対応できる設計になっています。

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海外での使用を想定しているパソコンやゲーム機などのACアダプターには、「INPUT:100―240V」等の記載があるかも。

これは100V~240Vの電圧まで使えるという意味だよ。

 

3.周波数を合わせる

ソーケンは50ヘルツ/60ヘルツ共用ですが、ソーケンリラックスは50ヘルツ用と60ヘルツ用があります。

ソーケンリラックスは違うヘルツでも使用できますが、ヘルツを合わせないと十分な性能が発揮できません。

お持ちのソーケンリラックスとポータブル電源の周波数を合わせることをお勧めします。

※50ヘルツ/60ヘルツを切替できるポータブル電源もあります。

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正弦波、100V、周波数の3つがポータブル電源を選ぶポイント。

消費電力はソーケン7W、ソーケンリラックス12Wと省エネ。

ポータブル電源の電池容量は、他の電化製品の消費電力や使用量も考えてね。

 

ソーケン・ソーケンリラックスを
海外で使う場合は

日本の電圧は世界一低い100Vが基本ですが、アメリカは120V、中国や韓国は220V、EUの国々なら220~240Vが主です。

また日本のコンセント差込プラグはAタイプと呼ばれる形状ですが、世界では8種類の形状が存在します。

日本国内専用の電化製品を海外で使用する場合、海外の電圧と差込プラグの形状が障害になります。

よって、海外の電圧を100Vに下げる「ダウントランス」とAタイプへの「変換プラグ」を用意することで、日本国内専用の電化製品を海外で使用できる場合があります。

注意:海外は地域や建物によって電気事情が流動的です。
ソーケンやソーケンリラックスを海外使用したことによる故障は自己責任とし、保証対象外です。

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ダウントランスや変換プラグの購入は、電気部品の専門店の方に相談して決めてね。

ちなみに海外の電化製品(100V以上)を日本で使う場合は「アップトランス」が必要だよ。

 

 

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