こんなにすごい「プラズマ」エネルギーのひみつ

PLASMA
-こんなにすごい『プラズマ』エネルギーのひみつ-


『プラズマ』って何か知っていますか?

『プラズマ』はエネルギーの1つで、宇宙空間の99.9%をも占める物質なのです。
太陽やカミナリ、オーロラも『プラズマ』の一種です。

『プラズマ』は、私たちの身近な生活の中にも存在しています。
例えば、蛍光灯やろうそくの炎も『プラズマ』を発生しているのです。

『プラズマ』は美容にも医療にも活用されていて、その働きが様々な分野に注目されています。
 

 

固体・液体・気体に続く第4の物質、プラズマ

『プラズマ』は、固体、液体、気体に続く物質の第4の状態といわれています。
 

物質は温度が上がると、固体(氷)から液体(水)、液体から気体(蒸気)へと状態が変化します。
気体の温度が上がると、分子は分解してより小さな分子になります。

原子は、正イオンと電子に分かれます。これによって生まれた気体が『プラズマ』です。

『プラズマ』の発生方法には様々なものがあり、温度を上昇させて発生させる『プラズマ』のほか、光などの電磁波や放電でも発生させることができます。

『プラズマ』は気体よりも動きが活発になり、またその性質が様々なものに変化をもたらすのです。

 

 

プラズマと美容


プラズマの状態は、他の物体に吸着したり結合したりします。
他にも様々な性質をもっています。

美容分野では、以下のような効果を発揮するといわれています。

お肌の殺菌をして、ニキビや肌荒れなどを減らす
お肌の再生サイクルを助け、お肌を内側から整える
お肌のメラニン色素の増加を抑え、肌表面に残った異物を掃除することで肌を明るくする
お肌に刺激を与えずに美容液の通り道を作ることで、美容液をより深く浸透させる

プラズマの美容方面での活用について、詳しくみていきましょう。
 

 

プラズマの殺菌作用


プラズマは、高い殺菌力があるといわれています。

プラズマは、発生時に副産物としてオゾンが発生します。

オゾンは水があると酸素が水と反応して、「ヒドロキシラジカル(OHラジカル)」ができます。

OHラジカルは、活性酸素と呼ばれる分子のなかで最も反応しやすく、酸化力がオゾンの1千倍(10の7乗)と言われており、その酸化力が、殺菌、浄化、脱臭等の効果をもたらします。

OHラジカルが菌と反応すると、菌は不活性化しOHラジカルは水に変化します。
OHラジカルは、糖質やタンパク質や脂質などあらゆる物質と反応します。

そのため、ニキビやアトピー性皮膚炎等を引き起こす原因菌などを死滅させる効果があるのです。
これにより、にきびや肌荒れを改善していきます。

またこの殺菌のプロセスでは、イオン導入では起こりうる雑菌の浸透の心配もありません。
そのため、医療分野でも傷口や手術用機器の滅菌として、以前より活用されてきたものなのです。

 

 

肌のターンオーバー(再生サイクル)を整える

プラズマには、細菌に対しては強力な殺菌作用がありますが、反対にヒトの細胞に対しては「崩れていたイオンバランスを、正常に近づける」というプラス効果を与え、細胞再生を促します。

肌のターンオーバー(再生サイクル)は、約6週間で起きています。
(基底層で生まれた細胞が角層に至るまでに約4週間、角層にとどまって角層剥離するまでに約2週間かかるといわれています)

肌は、皮膚の表面の内側に表皮、さらに内側に「真皮」があります。
「真皮」は肌(皮膚)組織の大部分を占めています。

真皮は、「コラーゲン」(線維状のタンパク質)、「ヒアルロン酸」(ゼリー状の基質)、水分、「エラスチン」(線維状のタンパク質)でできてます。

これらの線維や基質を生成する細胞を、線維芽細胞(せんいがさいぼう)といいます。
真皮には他に、血管やリンパ管、汗腺などがあります。

プラズマは、繊維芽細胞に当てると細胞を活性化させる作用があるといわれています。

繊維芽細胞を活性化されることで細胞の寿命が延びるため、ターンオーバーのサイクルが整い、肌を健やかな状態に保つ働きを助けることができます。

また、お肌の細胞には、イオンが存在しています。
このイオンのバランスを整えることで、皮膚の引き締め効果も期待できます。

 

 

プラズマの美白(肌色調節)効果


肌のくすみは、ターンオーバーの乱れなどによって、古い角質や異物が肌に残ってしまい、肌のキメが乱れた状態です。

プラズマイオンはスパッタリング現象によって死んだ皮膚細胞などの異物を取り除きます。

プラズマイオンのスパッタリングとは、プラズマイオンがターゲットの粒子(原子・分子)を激しく弾き出す働きです。

また、シミは図のように、紫外線が活性酸素を発生させ、活性酸素がメラノサイトにメラニンを生成させます。

そのメラニンが皮膚表面に運ばれることで、黒ずみとして見えるようになります。

プラズマを当てると停滞したメラニンの排泄をするため、メラニン色素の生成を抑えます。

色素に反応して作用するわけではないので、日焼け肌の方も使うことができます。
さらに、目元などデリケートな部分にも使うことができます。

 

 

あらゆる美容液や薬剤に効果がある、プラズマの吸収効果

プラズマは、美容液や薬剤の吸収を高めるといわれています。

プラズマによって生じたラジカル(1つしか電子を持たない状態の原子や分子)が、皮膚細胞の接着剤の役割をしている「CAMs」を一時的に切断することで、皮膚を保護している膜が一時的に広がります。

そのとき開いた経路が、美容液などの皮膚の吸収率を飛躍的に高めます。

この効果により滅菌後、皮膚、血液、表皮組織には衝撃を与えず、清潔な肌に美容液や薬剤をよりしっかりと浸透させることができます。
 

 

まとめ

プラズマは、このように美容の分野でさまざまな活用がされています。
具体的な作用を及ぼすエネルギーのため、効果が目に見えてわかりやすいのも特長です。

エネルギーと聞くと影響や副作用、痛みなども心配になりますが、プラズマは、ほんのり温かさを感じるだけで、まったく痛みを感じることがありません。
また、プラズマはダウンタイムもありません。

痛みを我慢したり待ったりすることなく、また使用場所や条件を気にすることなく、手軽に使うことができます。

プラズマが出ている時は、ほんのわずかなパリパリという音や、同時発生するオゾンのにおいが少しあります。

環境に気を使う必要がなく好きな美容液を使うことができて、プラズマを使用した美顔器は、お手入れも簡単にできています。

手軽さの割に効果が高いプラズマ。これからも注目のエネルギーとなりそうです。

 

 

プラズマ美容機器AURORA+
プラズマ美容機器ADAN

プラズマと同時発生するオゾンは、美肌効果・肌の殺菌効果があり、ニキビの原因菌に効果的に働きかけます。
オゾンは濃度により、人体への悪影響を及ぼすこともあるため、プラズマ美顔器の多くはオゾンの発生量も配慮され、照射量をしっかりと調整して開発されています。AURORA+、ADANも発生量に配慮して設計されております。

またオゾン自体は、低濃度で自然界にも存在する物質です。
オゾンは数時間で酸素に戻り、残留性の心配もありません。
酸素に放電を与えて生成されたものですので、濃度さえ管理すれば、安全性の高い物質です。

プラズマが発生するけれどオゾンが発生しないから安全、など、誤った情報には十分ご注意ください。

プラズマコムロゴ